育てる園庭

園庭をリニューアルしたきっかけ

主体的で協同的な学びが大切であることが強調される中、「遊んでいい？」「これやってもいい？」と聞いてくる子どもの姿に、保育者主導の保育になっているのではないかと考えるようになり、子どもたちが自分で遊びを作り出し、遊び込める場所にしたいと園庭を見直すことになりました。

コンセプト

園庭のコンセプトは、「友達との関わりを広げ、何度もチャレンジでき、自分の好きを見つけられる園庭」です。
一人ひとりの思いも、友達同士のつながりもどちらも大切にする園庭作りをしています。

「じっくり遊び込む」「挑戦する気持ち」「達成感」「社会性」「コミュニケーション力」「異年齢の関わり」「自然に触れる」そして、真ん中にあるのが「大きな自信」です。
子どもたちがこれから生きていく人生を幸せに過ごすため、本園では、乳幼児期に自己肯定感を高めることを大切にしています。
また、コンセプトの中で重要としていることは自然との関わりです。幼児期は、人生で一番心が動いている時期です。自然の中では、五感〈視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚〉を使い遊ぶことができます。乳幼児期の子どもたちにこそ、自然の中で五感を思いっきり使い、「なぜかな？」「もっと知りたい」という好奇心や探求心の芽生えとなるような体験を大切にしたいと考えています。